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Exchange Server 2013はTCPコネクションを沢山使います。

Exchange Server 2013になり、TCPコネクション数をOutlookがより沢山使うようになっています。

これはOutlookプロファイル上でサーバー名部分がユーザーメールボックスのGUIDとなり、特定サーバーを指すものではなくなったため、同一サーバー上であっても過去バージョンにおける別サーバーであるかのようにTCPセッションを使うようになったからだそうです。Outlook Anywhereを常に使うようになったため、HTTPS通信が多数発生します。

特に他人の予定表を参照するような動作の時に個別のTCPセッションとなるため、1クライアントから数十のTCPセッションが発生し、かなりの数のコネクションが保持されるようなことが容易に起こります。

オンプレミスでは問題にならないケースも多いですが、特にExchange Onlineの場合にはProxy経由で外部に出て行くことが多いためアクセスがそこに集中し、TCPコネクション数の論理的な限界に達することや、そこまで行かなくてもProxy上の制限に合致し、まともにOutlookが使えない、Webが閲覧できない等の障害が発生することが多いようです。

オンプレミスであればきちんとシステムの変更に関してきちんと計画、テストがなされるのが普通だと思いますが、Exchange Onlineの場合には勝手にアップグレードされてしまい、障害が起きたから切り戻す…ということも行えないため場合によっては致命的な状況に陥る可能性があります。対処法がProxyサーバーを増やす、グローバルIPを増やす…というようなものになってしまう場合、対処するまでの時間も非常に長くなってしまいます。みなさんも気をつけて下さい。

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