ドメインの取得について

今回は独自ドメインの取得についての話です。Webサイトを立ち上げるにしても、メールを利用するにしても必ず必要になってくる話です。

企業であれば独自ドメインを取得しないということはほぼ考えられませんので、ここではサーバー管理者を目指す人が個人のスキルアップ、あるいは個人の趣味のためにドメインの取得を行うべきかどうかを考えてみます。

ドメイン取得のメリット

まず、独自ドメイン自体を取得するメリットについて考えてみます。

  • サイト、メールアドレスについて覚えてもらいやすいものを利用することが出来る。
  • ドメインを取得しておけば、そのインフラを乗り換えた場合(プロバイダの変更、レンタルサーバー業者の変更、クラウドへの移行等)でも、利用者にそれを気づかせないことが出来る。特に、Webサイトに外部からリンクを貼ってもらった場合にそれを有効に保つことが出来る。

ドメイン取得のデメリット

  • 費用がかかる
  • DNSサーバーの用意、管理が必要(ただしDNSサーバー自体をレンタル可能なサービスもある)
  • 固定IP前提のものも多いため、その費用も必要となる事が多い

費用について

ドメインの取得には費用がかかります。ドメイン名の取得については、ドメイン名取得サービス業者を利用する事がほとんどです。例えば、ドメイン取得代行業者として有名なお名前.comの取得費用、更新費用はこちらにあります。

これをみると、ドメインによってかなりの金額の違いがありますが、月あたりの費用としては100円未満のものから高くても1000円程度と、たいした金額では無い事がわかります。

ドメイン名を取得するメリット、取得しない場合のデメリットを比較した場合に、企業であれば独自ドメイン名を取得しない理由はほぼ無いと言えるでしょう。

個人でもこの程度であれば払おうという人も多いとは思います。

ダイナミックDNSサービス

個人の勉強のためであれば、特に独自ドメインを取得せずとも、自宅にサーバーを立ち上げる際に、ダイナミックDNSサービスを利用者するという選択肢もあります。これであれば、費用を全くかけないことも可能です。

ダイナミックDNSサービスには以下のようなものがあります。

これらは、ドメイン名こそは決められたものしか利用できませんんが、その中でホスト名を自由に選択でき、そのレコードに対してのIPアドレスを任意で設定できます。

これを使えば、固定IPを持っていない普通のインターネットプロバイダの普通のプランでも、サーバーを立ち上げたうえで、ホスト名でのアクセスが可能となります。追加費用無しで簡単にサーバーを立ち上げるにはこの方法が1番簡単です。

ちなみに、このようなダイナミックDNSの仕組みを提供している、ドメイン名取得業者も存在します。

私の場合

実は、このサイト自体もアドレスバーのホスト名をみてもらえばわかるとおり、dyndns.comの無料サービスを使っています。使い始めてもう9年ほどになります。(dyndns.comさんありがとう。)

インターネットの契約プランも固定IPのものではないごく一般的なものです。特に追加費用もかけずに、サーバー用のPCを1台用意するだけで、Webサーバーをはじめとした様々なサーバーを立ち上げています。(この部分すら無料で済ませることも可能です。)

個人の勉強であれば、費用もかからず、お手軽なこの方法を私はおすすめします。ただ、この方法のリスクとしては、「利用しているサービスが終了してしまった場合に影響が大きい」というものがあります。

無料サービスを利用するリスク

無料サービスを利用する場合、もちろん自分が取得したドメイン名ではないので、そのサービスが終了してしまうと、そのドメイン名を使い続けることができない可能性が非常に高いです。

この場合、外部からリンクをを貼ってくれているサイトのすべてに連絡くしてリンクをを書き換えてもらうわけにも行かないでしょうから、過去の外部からのリンクをかなりの部分で諦める必要が出てきてしまいます。これにより、検索エンジンからの評価がかなり低くなることは避けられません。また、新しいドメイン名に変更になることで、検索エンジンからの使用期間に応じた評価も低くなります(検索エンジンは長く使われているドメインを高く評価します)。

このように、サイトに対して集客をしたい、特にこれにより、検索エンジンからの評価がかなり低くなることは避けられません。また、新しいドメイン名に変更になることで、検索エンジンからの使用期間に応じた評価も低くなります(検索エンジンは長く使われているドメインを高く評価します)。

このように、サイトに対して集客をしたい、特に何か収益を上げるようなことをしたい場合にはリスクを避けるためにはじめから独自ドメイン名を取得しておくと良いと思います。

子供3人。家族優先。都内SIer勤務。Windows系中心のインフラよりの何でも屋。脱原発。 Microsoft MVP for Cloud and Datacenter Management.

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