image
1件のコメント

Microsoft Azure Stackはなにものか?

image

Build, IgniteとMicrosoftの大きなイベントが立て続けにあり、新発表がわんさかありましたね。いや、面白いですね。

色々とHotな話があるのですが、個人的に一番衝撃的だったのは「Microsoft Azure Stack」です。オンプレミスでも、ホスティングサービスプロバイダーでも、Azureでも一貫性をもった「Cloud OS」を提供していく…というのはWindows Server 2012のころからのMicrosoftのビジョンですが、いよいよ本格的に具現化していくのだなという印象です。

まず、気になるのは「Windows Azure Packはどうなるの?」という事ですが、冒頭の図によく表されていますね。これはIgniteのセッションの1つであるWindows Azure Pack Roadmap | Microsoft Ignite 2015 | Channel 9のスライドからの引用です。

  • Microsoft Azure StackはWindows Azure Packとは別物であり、Microsoft Azure Stackが出た後もWindows Azure PackはURによって機能追加が継続される。

ということが読み取れると思います。ただ、あちこちのセッションの動画を見て回ったり、Q&Aでのやりとりを聞いたり…と繰り返しているとちょっと違う印象にもなるところですが。現時点での私の理解は以下です。私の英語力の問題により、誤解や誤りが入っている可能性はあります。また、リリースは随分先になるはずなので、これから変更になる可能性も大いにあると思います。

  • Microsoft Azure Stackは基本的に今のWindows Server, System Center, Windows Azure Packとは別製品。基盤のOSから一番上のUIまで含んだ単独の製品となる。
  • Windows Server 2016の上にMicrosoft Azure Stackをインストールする…というようなことは出来ない。
  • Azure Resource Managerという管理層を新たに設け、それによってAzureとAzure Stackとに互換性を持たせる。
  • 基本的に「接続先を変更する」という操作だけで切り替えられ、その先がAzureなのかAzure Stackなのかは気にしなくて良くなる。
  • リソースはjsonファイルで記述可能であり、デプロイにどどまらず変更も可能。
  • Azure上には多数のサービスがあるので、そのうちどのサービスがAzure Stackに乗るのかはビジネス上判断となりこれから決定される。(エラスティックであることが有利なサービスはAzure Stackにはこなかったりするのでしょうね、きっと)
  • Azure Stackを今すぐ触りたかったら、Azureを触れば良い。Azure StackのPoCはAzureでできる。

個人的には、MicrosoftがAzureで本当に使っているハード(相対的に相当安いはず)まで含めて全部ラックにおさめる形で提供しだしたりすると大変なことになるよなぁと思います。さすがにそこまでは無いかもしれませんが、CPSの例もありますし、似たようなことはDELLさんあたりと組んで行われそうな気もします。

 

個人的には、Azureも学んでおかないとまずいよなぁと思いながら時間が取れなくて中々…という感じでしたが、もうAzureだのオンプレミスだのを区別する必要もないような世界がもうすぐそこですね。

子供3人。家族優先。都内SIer勤務。Windows系中心のインフラよりの何でも屋。脱原発。 Microsoft MVP for System Center and Datacenter Management.

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。