Azure Stack 活用セミナー

Azure Stackは「できること」ではなく「できないこと」に思想がある

Azure Stack関連記事第二弾です。

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今回は、1つの捉え方としてAzure Stackの「できること」ではなくて「できないこと」に注目してもらいたいと思います。

  • Azure Stackは自由にハードウェアを選択できない
    • OEMパートナーの統合システムとして限定されたモデルから選択する
  • Azure Stackは自由に構築できない
    • 「インストール作業」はエンドユーザーは行わない
  • Azure Stackの基盤を構成する仮想マシン群にはアクセスできない
    • コンソールアクセスをしても拒否される
    • 「いつもの」ソフト群も導入できない
      • 監視ツール
      • アンチウイルスソフト
      • バックアップソフト
  • アップデート適用ロジックはコントロールできない
    • ボタン1つで自動的に適用される
    • 適用順序等もコントロール不可能
    • ソフトウェアに加えてハードウェアのファームウェア等も自動更新される
  • スケールセット拡張方式もコントロールできない
    • 同じHW、同じモデルを追加することができるのみ(※GA後に機能追加)

どうでしょうか。運用の現場にいる人からすると「今のルールとは違う」ということになると思います。

ハードウェアもその時々で最適なものを選択しているし、インストール作業は自分たちでしているし、ハードウェアもその上のOS,仮想マシン含めて全部コントロールしているし、必ず入れる監視ツール、アンチウイルスソフト、バックアップエージェントがあり、アップデートのときにも必ず適用順序や適用後の確認もしている…、拡張するときには都度その構成を検討、設計して、慎重に作業していて…。

これこそが「ITインフラ管理者の仕事である」という意見の人も多いと思います。

ですが、Azure Stackは明確にこれにNOを突きつけています。「そんなことは本質じゃないからもっと本質的なことに時間を取れるように楽にしておいてあげたよ」という声が私には聞こえます。

実は、このあたりクラウドサービスを使っている組織には当たり前のことです。クラウドサービスの下回りがどうなっているかは完全にクラウドベンダーにおまかせですし、視線は「その上」で動いているサービスに向いています。

このクラウドでの当たり前をAzure Stackはオンプレミスでも当たり前にします。構成に悩まない。構築は自分でしない。提供されるサービスを利用し、基盤には立ち入らない。全自動で更新でき、更新を怖がる必要はない。リソースがたりなくなればすでに準備されている方法でスケールアウトすれば良い。

そんなことをされてしまったら自分の仕事がなくなってしまう!という危機感を覚える人ももしかするといるかもしれません。

でも、大丈夫です。それはすでにクラウドに進出した人が過去に通ってきた道ですし、そういう世界にあっても仕事は沢山あります。しかもそれは、より、本質的な仕事です。

インフラ基盤周りに関してはAzure Stackを入れておけばそれでおしまい。AzureとAzure Stackを使って「その上」の話に集中する。それがすぐに可能になります。

いや、むしろAzure Stackを導入するとそうなってしまうのです。なぜなら「いじれない」からです。

この1点だけでもAzure Stackが組織のITインフラ環境に「革命」を起こす製品であると理解いただけると思います。

もっと詳しく話がききたい!という方は、以下のセミナーでもこのあたりを話させてもらう予定なので、是非申し込みいただければと思います。

プライベートクラウド?ハイブリッドクラウド?Azure Stack 活用セミナー | JBS 日本ビジネスシステムズ株式会社

AzureStackセミナー

概要およびアジェンダは下記の通りです。

日時 2017年10月16日(月)
14:00-17:00( 受付開始時刻 13:30 )
開催場所 虎ノ門ヒルズフォーラム ホールB
東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー4F
地図はこちら
定員 100名
参加費 無料 / 事前申し込み
※同業者様のご参加をお断りさせて頂く場合があります。あらかじめご了承ください。
共催 日本マイクロソフト株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社
日本ビジネスシステムズ株式会社
14:00-14:10

ご挨拶

14:10-15:00

マイクロソフトが目指す真のハイブリッドクラウド

”ハイブリッドクラウド”は多くの企業が目指す方向の1つとなっています。そして、マイクロソフトの Intelligent Cloud – Intelligent Edge 戦略もまた、強くハイブリッドを意識したものになっています。本セッションでは、Azure Stack という他社にはない新しいサービスの話を中心に、これから始まる新しいハイブリッドクラウドについて解説します。

日本マイクロソフト株式会社
パートナー技術統括本部
パートナーテクノロジーストラテジスト
高添 修 氏

15:00-15:40

本命!「HPE ProLiant for Azure Stack」大解剖

ヒューレット・パッカード・エンタープライズは、Windows Server や SQL Server の開発標準機として採用されている「HPE ProLiant DL380」をベースに、マイクロソフトと共同開発で「HPE ProLiant for Azure Stack」を提供開始します。技術面での親和性はもちろんのこと、オンプレミスで必要となる「障害対応」や「予算」までも考え抜かれた、一歩先を行く Azure Stack の全貌を HPE のエキスパートより解説いたします。

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ・カンパニー
アジアパシフィック地域統括
リージョナルアーキテクト
小川 大地 氏

15:40-15:55 休憩
15:55-16:45

JBS が Azure Stack に期待すること、お客様と一緒に成し遂げたいこと

JBS ではすでにエンドユーザーとして Azure Stack の自社導入を決定し、SIer として Azure Stack 関連サービスも展開していく見通しです。Azure Stack について、これまでパブリッククラウドを様々な理由で使えなかった組織にとって理想的な製品なのか、クラウドをまだ利用していない組織にはマッチしない製品なのか、その実態や有効な活用方法に注目が集まっています。
JBS がどのように自社利用し、どのようにお客様にサービスを展開していこうとしているのかをお伝えします。

日本ビジネスシステムズ株式会社
パートナーアライアンス本部 クラウドアライアンス開発部
部長 胡田 昌彦 (Microsoft MVP for Cloud and Datacenter Management)

日本ビジネスシステムズ株式会社
パートナーアライアンス本部 クラウドアライアンス開発部
井上 千恵美

16:45-16:55 質疑応答
16:55-17:00 御礼
子供3人。家族優先。都内SIer勤務。Windows系中心のインフラよりの何でも屋。脱原発。 Microsoft MVP for Cloud and Datacenter Management.

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